小田急小田原線が秦野盆地を通っていることに疑問を呈してきた一連のブログ記事でしたが、小田原線の開通当初はまだ秦野は栄えていたということで決着。
小田急小田原線が開通した1927年は、まだ秦野市には主要産物としてたばこがありました。秦野で生産したたばこを盆地の外に出すというニーズがあったわけですね。
それで、調べて分かったこと。秦野駅は昔ターミナル駅だったそうな。秦野二宮間をつなぐ湘南軌道という短い路線があり、1937年まで営業していたそうな。
しかし本当に短い距離だね。地方に行くとかつての鉄道跡などを示す看板がよく立っていたりするけど、ああいったコンパクトな路線が全部復活したら、面白い路線図になるのでしょうね。
というか、どうせならその二宮行きの路線を残してほしかった。海沿いに出るのに便利だよ。厚木まで行って相模線に乗り換えるのは面倒くさい。
