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湘南ブランド小麦コラボ商品が難しいのは、小麦品種が神奈川県特有のものでないため、という自己解決のような

湘南のブランド小麦について、ここのところ続けてエントリを書いている。そもそも湘南のブランド小麦というのは何ぞや?という方はこちらからどうぞ。

で、湘南のブランド小麦とビールのコラボレーションはありえないだろうか、と愛媛県の梅錦ビールと愛媛産小麦のコラボレーションを例に出して語ったのがこちらのエントリ。まあ愛媛県の梅錦ヴァイツェンについては、使われている小麦の品種名が謎なのだけれど、おそらく農林61号系統のオマセコムギか、チクゴイズミかになるのか。

その後、国産ブランド小麦について調べてみて思ったことは、やはり湘南ブランド小麦はコラボレーションの呼びかけが来るほどポピュラーなブランドにはならないのではということ。ブランド農産物に大切なのは、地産地消を促す強いストーリーであって、香川県の「さぬきの夢」や福岡県の「ラー麦」のように、県の試験場で開発し、県内で独占栽培出来る品種という強みが欲しいところだった。

そういった意味で言えば、湘南小麦は強烈なストーリーを持っており、またパンという分野ではそれを活かして売り込んでると言えるのだけれど、あくまで小麦粉になり、湘南小麦としてパッケージ化された後の話。その元の小麦としては非常に普遍的な小麦だから、小麦麦芽から作るヴァイツェンのような商品に採用する場合、アピール力は無い。

という自己解決。…そろそろビールキットに手を出すべきか。