秦野市に出る用事があって、何かちょっとしたお土産を持ち帰って"行ってきた"自慢をしたい場合というのが、何かの間違いであるかもしれない（まず無いけど）。
そんなとき、どういったお土産を買っていけば喜ばれるのか、どういったものが秦野を代表しているのかというところで、少し悩むに違いない。なにしろ首都圏から遠くもなく近くもない中途半端な土地なものだから、これといって名物が無い。秦野市で買えるものは大抵周辺の自治体でも買えるので、秦野市民に名物を聞いても口ごもってしまうのである。
秦野市観光協会運営 丹沢のぼる商店
秦野市にどういった特産品があるのか知るには、秦野市観光協会の公式オンラインショップである、丹沢のぼる商店を眺めてみるとわかるかもしれない。
落花生やら蕎麦やらが一応名物となっているようだ。秦野市の土産物屋に行くと茹で落花生など置いてある場合もあるけど、茹で落花生を土産に買ったら、おそらく帰りのロマンスカーの中でビールのつまみとして消費してしまいそうな気がする（笑）。
ついでに、帰りのロマンスカーの中でベロベロになる予定ならば、秦野市の酒蔵で金井酒造というところがあり、地酒を作っている。こちらも土産の候補として紹介しておこう。
金井酒造店 白笹つづみ 大吟醸 720ml |
丹沢おろしは菓子類として無難かも
茹で落花生は他の自治体でも手に入るかもしれないけれど、落花生を使った菓子ならば秦野市にしかないものも探せるだろう。
お茶請けの良いお年寄りなんかに好評な菓子としておススメしたいのは、落花生餡を使った「丹沢おろし」という菓子。
大島屋製菓 丹沢おろし |
一応甘さは控えめであるものの、一口サイズより少し大きいので、単体だとお茶がほしくなる。菓子折りで買ったらロマンスカーの中では消費しきれないだろうから大丈夫だ。
店によってはバラ売りもしている。よく見ると菓子の形も落花生を模しているのが分かるだろう。そこまで落花生に執着しているのは、やはり少ない秦野市名物のひとつだからということで、他の名物の多い自治体には無いものかもしれない。
