大磯町で行われる新春の大イベント、大磯左義長。全国各地で旧正月に行われるどんど焼き行事の延長にあるこの行事は、正月飾りなどが北浜海岸で燃やされる1月11日(日)の前から、段階を踏んで準備が行われる。12月に行われた一番息子などもそのひとつである。
大磯町の七所参りとは
松の内が終わる1月7日(水)以降、大磯町の正月飾りは外され子供達によって集められる。町の境に"道切り"と呼ばれる結界のようなものが張られ、そして1月8日(木)からは、大磯下町(北下町・南下町)の道祖神7箇所を廻る七所参り(ななとこまいり)が行われる。道祖神の仮屋を廻る七所参り。現在では8箇所となっており、「七所参って八所(ヤアトコ)せ」などと唄われているようだ。
今年の七所参りはNHK横浜放送局の取材を受けるようで、マドロスどーも君がやってきて、大磯町のゆるキャラいそべぇと一緒に廻り、その様子がFMで放送されるようである。
七所参りの道祖神8箇所がどこにあるのか、また道切りがどこで行われているのか、大磯町のホームーページに地図が掲載されているので、参考にして廻ってみると良いだろう(地図PDFリンク)。
秦野市の"石売り"も行われます
ちなみに…1月8日頃には昨年も紹介した秦野市西大竹の道祖神行事、石売りも行われるはずである。大磯町の道祖神行事との比較では、一番息子に対応するのではないかと考えているこの行事。今年こそは道祖神が不在になっている場面をなんとか目撃したいものである。