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江ノ島寒中神輿錬成大会 寒い海に入りたがる湘南の神輿を誰も止められない!

小正月ないし成人の日の周辺、全国各地で若者達を主役とした通過儀礼的行事が行われる。勿論湘南にもそういった文化が存在し、既に紹介したものでは伊勢原市神戸で行われる、若者達を火に投げ入れるどんど焼き行事など、顕著な例として挙げられよう。

江ノ島寒中神輿錬成大会

そして、湘南と言えば神輿。湘南の神輿と言えば、海に飛び込む!ということだろうか。元旦に若者の担ぐ神輿が海入りする、大磯の寒中神輿は既に紹介したが、やはりこの寒い時期にわざわざ神輿が海に飛び込む催しが、藤沢市で行われる。その名も江ノ島寒中神輿錬成大会。錬成という言葉が怪しげであるが、本番の7月に行われる江ノ島天王祭神輿海上渡御に対して、半年前から担ぎ手を錬成しておきますよ、という宣言なのかもしれない。

江ノ島寒中神輿錬成大会も、大磯の元旦行事と同じように現代に入ってから始められた催しのようである。昭和56年より始めて今年で35回目。片瀬海岸東浜に集まった4基の神輿が、11:00より神事を行い冬の海にド・ボーンする。担ぎ手の内の新成人を祝賀する主旨であり純粋な神社の神事ではないのだが、一応観光イベントとしての側面も持っているようで、小田急線内にも大々的に広告が貼られているのであった。

ふんどしで冬の海に入る行事多すぎ

思えば肩に担がれる神輿でなくとも、大磯左義長道祖神を載せた神輿、ヤンナゴッコも裸の男達によって正月の海に引き入れられていくのである。湘南の男達は何故正月の海にふんどしで入りたがるのか。お隣の自治体より寒い海に飛び込んでやる!というチキンレースの成れの果てなのか。秦野市の新成人も、ここはひとつ湘南アピールのために震生湖に飛び込んで対抗しなければなるまい。