農業
湘南のブランド小麦について、ここのところ続けてエントリを書いている。そもそも湘南のブランド小麦というのは何ぞや?という方はこちらからどうぞ。 で、湘南のブランド小麦とビールのコラボレーションはありえないだろうか、と愛媛県の梅錦ビールと愛媛産…
前回のエントリでは、湘南のブランド小麦3種類について小麦の品種についてのチェックをした。共通しているのは、小麦の品種自体は他県機関が開発したものを選び、栽培地が湘南であることを湘南ブランドの根拠としていること。 一方、県の機関が研究開発を主…
湘南に乱立するブランド小麦。この間調べ上げたエントリでは小麦の品種名に触れていなかったので、そこら辺を調べついでにまとめておこう。 湘南ブランド小麦の品種名 湘南ブランド小麦の品種 ブランド名対応品種 湘南小麦 農林61号 ニシノカオリ 南部小麦 …
秦野市の国道246号沿いの農産物直売センター「じばさんず」について、以前紹介していた。隣の伊勢原市の場合は、農産物直売センターが市内に6箇所あるのだが、その内の比々多農産物直売センターというのが、国道246号沿いの目立つところにある。 久々に前を…
湘南地方では、海外からの小麦の輸入が盛んになる以前に作付けを行っていた小麦をブランド化することで、地産地消の気運に結びつけようという動きが出てきている。 また、湘南や西湘の農産物を副原料として採用したビールを、クラフトビールメーカーが続々と…
伊勢原市の伝説的なパン屋、ブノワトンの湘南小麦プロジェクトを紹介した。 地産地消を地で行く試みであるし、そんなに素晴らしいプロジェクトなら、神奈川県を挙げての農産物プロモーションである、かながわブランドにも選ばれているだろう。そう思ったのだ…
地産地消の気風って素晴らしい。ビバ農業国神奈川!ということをこのあいだ書いた。ローカルなブランド農産物を作って推していくというのは、日本全国どの地方においても見られる傾向だけれど、本当の地方農村のそれがあまり成功するイメージが無いのに比べ…
小田原市曰くの今年はオリーブ元年!で触れたとおり、日本の食卓はだんだんと西洋化しつつあるらしい。主食が米から麦へとシフトし、それに従ってかつて和食の食卓に並んだ作物の出番は少なくなってきている。そして、和食需要にそった作物を大量生産・出荷…
湘南ゴールドや大磯こたつみかんのような従来的農作物のブランド化の動きもあれば、相模半白節成や波多野ダイコンのような古来種の復活の動きあり。神奈川県西部の農業はなかなかアツい。 また、大磯市やそれに類する街あそびイベントの会場では、来場者に直…
いささか旧聞に属するエピソードだが、2月23日のカナロコに掲載されていた記事。 幻の「波多野ダイコン」復活を、東海大生が研究に熱/秦野 江戸時代に秦野名産として江戸幕府にも献上されていたというダイコン、波多野ダイコン。1707年の富士山噴火による降…