そういえば、秦野市のご当地ビールというものもある。バラのビール。
秦野市には名物なし。秦野で名物とされているものは、たいてい近隣自治体にも存在する。というようなことを前書いたと思うけど、秦野で名物とされていて、かつ平塚市でも名物とされているものが、バラ。県内の生産量が毎年秦野市か平塚市が1位らしい。
で、秦野市はバラを特産品として推したいらしく、バラのエキスを用いたビールを新潟麦酒に発注し、市内で販売している。それが「エール・ド・ローズ」。新潟麦酒というメーカーは各地のご当地ビールのOEMを請け負うメーカーで、このメーカーのものははずれが無いので、手を出してみても良いかもしれない。
でも、昨日紹介した、厚木市の地ビールメーカー、サンクトガーレンが出す「湘南ゴールド」と比べると、ご当地性の根拠が薄く、どうも食指が伸びないな。
どうせならば、バラと同じく県内有数の生産量があるカーネーションを使ったビールを造れば、母の日の贈答品としてかなりの需要があったかもしれない。でもそういうビールは逆に地ビールメーカー主導の企画で作られそうだし、作るとなったら原材料生産地にこだわる必要がないんだよね。
それなら、メーカー主導からは絶対に思いつかないビールを造るのが良い。秦野市落花生ビールを期待しておきます。