小田急線は秦野盆地をスルーして、小田原までのバイパスルートをつくれないのかな
自転車小旅行で気付いたことだけれど、秦野市から南に海沿いを目指す道は、ルートを選べば比較的平坦だ。
そして、秦野市辺りの地図を見れば分かることなのだが、小田急線は秦野盆地を抜けるところで、不自然に蛇行している。これが無ければ、もう少し楽チンに小田原まで出れそうだ。
だから、小田急線は東海大学前を過ぎた辺りから東名高速と同じルートを使って、新松田へのバイパスを作るべきである。もしくは…
そもそも小田急線が新松田に一旦寄ってから、小田原方面に南下するルートを辿るのは、現在の御殿場線が東海道線のルートであったため、松田駅の重要性が高かったという理由によるものだと思う。
ところが現在では函南トンネルのおかげで、単線の御殿場線の重要性は低下している。別に新松田を経由駅にする必然性はどこにもない。
それだったら、シンプルに東海大学前駅から南西方向に延伸して、最短距離で小田原を目指す路線になってしまえば良いのではないか。
新宿発最短距離で小田原を目指すのであれば、東海道新幹線の乗客だって食えるだろう。東海道新幹線の東京ー小田原間が35分。現在のロマンスカーの新宿ー小田原間が1時間10分。秦野・松田を通ることによるカーブがなくなって、50分か45分くらい。少し厳しいか…
まああんまりロマンスカーの乗車時間が短縮されてしまうと車内販売が売れなくなってしまうから、そのために秦野盆地を経由しているに違いない。秦野盆地を通る頃にはすでに乗客はでき上がっているから、列車が不自然に蛇行していても気付かないはずだ。