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梅雨と言えば紫陽花。神奈川県に多い紫陽花名所

お題「梅雨」にかけて。梅雨と言えばまず紫陽花を思い浮かべる。じめじめどんより憂鬱な季節にあって、心の癒しを提供する花だ。

 

神奈川県内には、とりわけ紫陽花の名所が多いように思う。いや、紫陽花がそこかしこに植えられた花で、名所と主張すれば主張できる場所がいくらもあるということは分かっている。でもそれはあくまでプチ名所。今回紹介するのは気合いの入った名所だ。

 神奈川県の紫陽花名所 鎌倉

寺社の境内にある紫陽花は映える。雨に濡れてダークな色彩になった石畳の上に、鮮やかな紫陽花の色が好対照に浮かぶ。というわけで、神奈川県内の紫陽花の名所として、鎌倉を推しておこう。紫陽花寺と呼ばれる明月院や、アジサイ小径のある長谷寺をはじめとして、鎌倉の東西南北に紫陽花の見られる寺が散らばる。それらの名所を移動する最中の道でも、随所で紫陽花が楽しめるだろう。この季節を狙って鎌倉に来る客は多い。

 神奈川県の紫陽花名所 江ノ電

紫陽花が映える場所。もう一つは鉄道の線路脇だ。

鎌倉で紫陽花を堪能したら、江ノ電で沿線の紫陽花も楽しんでほしい。江ノ電は電車と傍らの民家の距離が非常に近いことで有名だが、植え込みの紫陽花との距離はもっと近い。電車が通ると紫陽花の花が車体にこすられて揺れる。とは言え緩慢なスピードの江ノ電だから、花を傷めることはない。乗客からは、車窓から見える花が挨拶をしているように感じられるだろう。

 神奈川県の紫陽花名所 箱根

あじさい電車と銘打たれた電車を走らせるのは、箱根登山鉄道だ。箱根を登るこの電車は、山に生えるワイルドな紫陽花をかき分けて進んでいくというイメージがある。さらに徹底しているのは、昼夜のあじさい電車があり、夜のものでは紫陽花のライトアップを行っているということだ。箱根温泉に着くまでの40分ほどの行程も苦にならない。

 

梅雨の季節にあじさいを売りにする観光地は多いけれども、実際に行ってみると地元で盛り上がっているだけで、交通費をかけてまで行く価値のないものだったということが多い。でも、今回挙げたスポットは、一年中で最も気合いを入れているのが紫陽花の季節という感もあるので、ぜひハレの姿を見に行ってほしい。