小田急線車内のニオイ
小田急線に乗って、車内の独特な臭いに当惑するという体験をすることが結構ある。小田急線は、わりと臭う路線かもしれない。
しかも、面白いことにその臭いは列車のオーダーによって変わってくるように思う。快速急行ならば快速急行の、各停ならば各停の臭いが、車内に充満しているような気がするのである。
各停はどちらかというと臭いが薄いような気がする。理由は明確で、各駅に停車して扉を開くから。つまり、最も臭いがきつくなるのは快速急行。下北沢から新百合ケ丘までの16.6km区間が一番臭くなるはず。
でも、下北沢から新百合ケ丘までは都会人が乗客だから、臭いは大したことない。香水の臭いでごまかされる。
案外伏兵として、秦野市あたりが一番臭いのではないか。そして、秦野市はどのオーダーでも各駅停車なので、たとえ各停であっても臭う。
何故秦野市を悪者にするかというと、秦野市内は各駅停車のくせして駅間が異様に長い。小田急線の最長渋沢新松田間6.2kmを筆頭として、東海大学前と秦野の間は4.7km、秦野と渋沢の間は3.9km。
秦野市内はそこら中こやし臭いので、都会人は車内の臭いに秦野市の風景を思い出してくれ。たとえば…
何もないけどな!