若者を火に投げる?伊勢原市神戸のどんど焼き
「毎年この時期になると、全国で若者が裸で海に入らされる」と、大磯の左義長を紹介するエントリで書いたけれど、身近なところに真逆の例があった!
秦野市の東側の、ゆるキャラクルリンでたいへんゆうめいな伊勢原市。伊勢原市の神戸という地区は、相模国三宮比々多神社があるところだけれど、かの地で行われるどんど焼きでは、若者がじゃんじゃん火に投げ込まれるらしい。
このどんど焼きは、通常と同じく正月の飾りを焼くのだが、まず飾りを使って御仮屋をつくり、それを川の土手に運び燃やすらしい。そして、火が弱まってきた頃に、祝い事があった若者を持ち上げ、火の中に投げ込む。
こういう祭りは大抵火の中に入っても大丈夫な仕組みになっているのが常だが、この祭りでは、火に投げ入れられてやけどをする参加者もいるとか。えらいこっちゃ。
毎年1月14日に行われる模様。こうした苦行を最後まで堪え抜いた者が、大山に登り天狗になるに違いない…