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大磯町いそべぇの兄弟キャラ?おんせんにゃんこ

大磯町のゆるキャラ、アオバトの「いそべぇ」についてこの間紹介した。いそべぇ誕生秘話のようなものを調べていたら、大磯町の産業観光課観光推進係の方がいそべぇのデザイナーの方に依頼をするきっかけとなったキャラクターがあるということ。そこで、そのキャラクターについてもちょっと調べてみた。

大磯町の産業観光課観光推進係の方の名前は磯崎さんというらしい(あれ、この人の名字がゆるキャラの名前になったのでは?)。それで、磯崎さんが小田原の実家に帰省した際、フリーペーパーに居たキャラクターを気に入り、そのようなキャラクターを大磯町でも作りたいと思い、同じデザインオフィスに連絡を入れたそう。

そのキャラクターがおんせんにゃんこ。そしてデザイナーは小田原市のデザインオフィス・エムの又野進一さんというらしい。

おんせんにゃんこは小田原を含め特定の地域のキャラクターというわけではなく、温泉 好きの猫で、主にFacebookにて全国温泉地の勝手応援という形での活動をしているらしい。勝手応援というのは、温泉地のキャラクターとコラボレーションしている部分だろうか。温泉地側のあまり知名度の無いキャラクターとしても、コラボレーションで露出が増えるのは良いことだから快諾するというわけなのだろう。

もちろんおんせんにゃんこ単体としてもグッズを販売して展開している。着ぐるみもあって、ゆるキャラサミット的なものにも参加しているというから、結構規模の大きな話だ。

 

で、気になった部分は、温泉にゃんこの設定周り。温泉ライターをしていて、かつては家族がいて、アヒルと旅をしていて、温泉ライターなので旅費は経費で落ちて…と設定が細かく、興味を惹かせるものになっている。この辺りが大磯町の「いそべぇ」と同じく、自治体の職員がお座なりに決定するゆるキャラよりうまい部分なのだと感じてしまう。ちゃんとどこかにひっかかる「ユルさ」というのが無いと、印象に残らないからね。

 

いそべぇが丸っこいデザインになっているのも、着ぐるみにするときに安くあげるノウハウによるものかもしれない。お座なりのゆるキャラはあとあと高くつくのです。