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大山阿夫利神社参道 女坂のミツマタ

今週の一枚「木と草花」。時期を考えると梅であるとか、河津桜、寒緋桜の咲き始めなどでの投稿が多そうな気がするけど、大山とうふまつりに行ったついでに詣でた大山阿夫利神社の、参道に咲いていたミツマタの写真を投稿しよう。

大山阿夫利神社の参道には、その難易度による区分で「女坂」と「男坂」がある。一見すると男坂の方が本来のもので、女坂を行くのは邪道のように聞こえるかもしれないが、途中に七不思議や石仏など見るべきものが多いのは断然女坂である。その点男坂の方は、ただの山道という印象。

それで、女坂の参道に多く生えているのが、ミツマタなのだ。ミツマタというと和紙の原料のイメージが強い。花の形が想像つかないという方も多いのではないだろうか。

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花開く前の莟の状態は、一見するとネコヤナギのように、花穂が沢山枝にくっついているように見える。

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接近してみると、ふきのとうのような形をしている。

参道にあるミツマタはほとんどがまだ花開いていない状態だったが、幸い気の早い樹が一本、満開の状態になっていた。

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近づくとこんな感じ。

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ミツマタという名前のわりに、花自体は三つどころで済まない分かれ方をしている。どうも枝が必ず三つ又になるから、ミツマタと言うようで。古来花はあまり鑑賞の対象ではなかったのだろうか。

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参道の傍らには、溶けずに残っている雪があった。気温は決して寒くなかったのだけれど、多分陽当たりが悪く溶けないのだろう。

 

大山阿夫利神社下社にはケーブルが出ているので、登りはケーブルを使って、下りは参道を下りて帰ろうという魂胆の方もいるだろう。メインっぽい響きの男坂を選ぶのではなく、女坂を使った方が絶対に面白いはず。