小田急線の定期購入で秦野駅が柄にもなく注目を集めているらしい
4月1日からの消費税増税を控えて、なんとか値上げ前に交通機関の定期券を購入しようという動きが高まっている。小田急線もその例に漏れずで、この週末、定期券の発売窓口がある駅(新宿、成城学園前、新百合ヶ丘、町田、相模大野、本厚木、秦野、小田原、大和、藤沢)には購入待ちの長蛇の列が出来ている。
券売機で買えば良いじゃない、と思われるかもしれない。券売機はどの駅にもあるし、比較的購入手続きがスムーズに進む。理想的だ。だがそれで済まないのは、通学定期券。通学定期券については、証明書類の提示などが必要になるため、既に所有する定期券と同一区間で期間延長というケース以外は、券売機経由の購入が出来ないのだ。
それで、上記の発売窓口がある駅に学生の列ができている。メジャーなターミナル駅に行くと数時間待ちはざらであるため、なるべくマイナーな駅を狙って手続きをしにいくようだ。それで、秦野駅というドのつくマイナーな駅がにわかに脚光を浴びることに。
定期券購入のため窓口設置駅まで乗車する場合、その分の運賃はあとで払い戻しが可能だ(これは別に今回の件に限ったことではない)。方法は、発券時に駅員に申し出て証明をしてもらう。窓口設置駅まで乗車して、その乗車券を持ったまま定期券窓口に提示すると、「定期券購入済乗車票」をもらえる。こういった制度があるため、別に窓口設置駅まで足を伸ばすのは損にならない。
折角秦野駅まで出てきたら、ついでに観光もしていってよ…と言いたいところだが、秦野駅前に特に観光名所はないね(笑)。ラーメン屋は、「じぱんぐ」が、秦野駅からそう遠くなく学生向けで良いと思う。
あと、秦野の名産品は落花生。生落花生なんかは珍しいし土産に喜ばれるかも。名酒は『白笹鼓』。増税前に是非買っていって下さいな。
金井酒造店 白笹つづみ 大吟醸 720ml |