秦野市で温泉宿もあり、歴とした温泉街と言えるのが鶴巻温泉。とは言え駅前から高層マンションが建ち並び、飲食店はさびれており、湯けむりも立たず、浴衣で街を闊歩する客もいないなど、温泉街らしいところは皆無だ。
そんな鶴巻温泉がゴールデンウィーク中の観光客を集めるために行うイベント、鶴巻温泉春まつり。この祭りが今年は4月29日（火）に予定されている。
内容は地元の商店街祭といった感じで、カラオケ大会こそ無いものの、地元団体の演目を地元関係者が眺めるといった感じの催し。そういえばそんな感想は昨年も書いていたかもしれない。
この祭の出し物として、1日限定で足湯体験ができるようになっている。足湯の源泉は秦野市が公共事業として掘り当てたつるまき千の湯。足湯ならぬ手湯として通年楽しめるよう整備される計画があるものだけど、今年の春まつりには間に合わなかった。来年は出せるのではないかな。
1日限定の足湯だから、作りは非常に簡素で驚くかもしれない。これを目当てに来てもがっかりするだけ。一応つるまき千の湯を含めた2種類の源泉を楽しめる施設「弘法の里湯」が駅徒歩2分くらいのところにあるので、そっちに行って下さい。
ゴールデンウィークの行楽と言えば、ちょうどこのあいだ丹沢の山開き式を行ったところ。この春まつりも一応山開き式とセットの行事であるらしい。浴衣姿は無くても、登山姿の人が多く闊歩するそんな温泉街。
