秦野市観光協会のページというのは、情報更新の頻度もまずまずあって、観光協会ホームページとしては60点以上のものなのではないかと思う。派手さは無いけれども、実用的で、秦野市(あるいは丹沢)に興味を持った人がブックマークするに足るページだ。
観光協会のホームページに求められるものは、情報の早さ、多さと、そしてページの軽さだ。週末の旅行先をどこにするか悩んでいる状態の人が、候補探しの段階で観光協会ページにたどり着いたとしても、ページが重く情報探しを続けにくいのであれば候補からは脱落してしまうだろう。
観光協会としては、もちろん観光名所の画像を解像度が高くサイズの大きな写真で見せたいという気持ちもあるはず。けれども、高解像度の画像はなるべく本当にその情報を必要としている人にだけ見せるようにしないと、見込み客を多く失うことになる。特に、PCの回線ですら激重に感じられるページを、スマートフォンの細い回線で閲覧する訪問者のことを考えてみてほしい。
ちなみに、大磯町観光協会のサイトはわりと重めなので40点くらい。そして10点くらい、リピーターをほとんど期待できないくらいヘビーなのが伊勢原市観光協会のサイトだ。伊勢原市観光協会はもっと軽いサイトを作ってください。これが言いたかった!
第39回秦野市商工まつり
さて、秦野市観光協会のサイトによると、今週末の5月24日(土)・5月25日(日)10:00〜16:00に、秦野市商工まつりという祭が開催されるらしい。 秦野市内の商工業者の屋台などがずらりと並び、ステージで子供ショーなども予定されている。まあよくある市民向けの祭だけれど、別に域外の人が参加しても良いといった感じだろうか。
ただ、今年の秦野市商工まつりの紹介ページを見ると、"皆様のお越しをお待ちしております"と書いてあるけれど、どこで行われる祭なのか記載が無い…
39回もやっているし、来場者はどうせほとんど関係者だろうしということで、場所はあえて伏すことにしたのか。斬新だ。
それ以外にも、スケジュール表が昨年のもののコピペなのだろうか、おたの市民抽選会が26日にも開催されることになっている。細かいミスだろうけど、これでスケジュール表がコピペなのかという疑念をもたれてしまうわけで、集客にやる気がないのもバレてしまう。
説明しなくても汲み取って理解してくれる市民向けのユルいアナウンスと、「秦野市 観光」などで調べてやってくる域外の人へのアピール、これが同じサイトに同居しているのが問題なのかもしれない。
ちなみに、会場は例年通りなら市民文化会館周辺ではないかな。