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大磯町西小磯の七夕行事

七夕を祝う行事は、全国津々浦々、様々な形で行われている。たとえば湘南ひらつか七夕まつり。これは戦後に平塚の街の復興を願って始められたものと歴史が浅いが、その元となったのは仙台の七夕まつりであり、かつて江戸時代に伊達政宗が奨励した行事であるという。

相模国で江戸時代に広く行われていたのは、七夕を祝う女性のみによるささら踊り。その伝統は一度は絶えてしまうが、秦野市を含めた幾つかの自治体で、復活の取り組みが行われ、相模ささら踊り大会という大会も開催されている。

大磯町西小磯の七夕

さて、ささら踊りは神奈川県指定無形文化財となっているが、同様に県指定の無形文化財に指定されている七夕行事が、大磯町西小磯で行われる七夕行事である。月遅れの8月7日(あるいはそれに近い土日)に行われるこの行事では、15歳までの子供たちが竹飾りをもって集落を練り歩き、道祖神や身代わり不動尊、神社などを巡り飾りを地面に叩き付け、最後に竹神輿の形にして海に流す。

かつては集落を練り歩く前日に「七夕宿」と呼ばれる場所に籠るという習わしもあったようである。昭和40年代に一度行事が途絶え、その後50年代に復活する過程で、このお籠りも省略されたようだ。

西小磯の西と東で異なっている部分もあり、西小磯西地区では各家を回って七夕踊りを披露する。七夕おどりはおかめやひょっとこの面をかぶった子供たちによって踊られる。

子供たちを主役として、集落内を回るという催し。もちろん道祖神への訪問もあるというのだから、同じ大磯の一番息子とも繋がる行事であろう。