白笹稲荷神社のホームページが公開されていることに気付く
今更な話かもしれないけれど、秦野市の誇る名所、白笹稲荷神社のホームページが公開されているということに気付いた。
新年が迫っているということで、初詣の計画を立てる(というほどの遠出でもないけれど)過程で、白笹稲荷神社にホームページができているという事実を知ったのだ。まあ、今まで無かったのが不思議。
ページのアドレスはhttp://shirasasa.or.jpとなっている。調べてみると、このドメインが取得されたのが今年の8月、ということで、それ以降に公開されたのだろう。
どうせならor.jpドメインでなく、shirasasa.comとかにすれば良かったろうと思ったが、shirasasa.comは秦野市唯一の日本酒蔵、金井酒造によって既に使用されている。金井酒造の日本酒銘柄が、『白笹つづみ』なのだ。
金井酒造店 白笹つづみ 大吟醸 720ml |
勿論、白笹稲荷神社から名前の取られた銘柄である。ホームページアドレスでは本歌取りのようになっているが、別に本歌たる白笹稲荷神社と険悪であったりとかはしない。コラボレーションで萌酒なんかも出していたりするしね。
秦野市の白笹稲荷をキャラクター化した萌酒『清酒 いなり』 - 秦野でSEOなどしつつ神奈川県ネタブログ
白笹稲荷神社ホームページは簡素なつくりで好感
業界者のはしくれとして、新しいWEBサイトの存在を知ると、そのユーザビリティなど勝手に評価付けしてしまう。この白笹稲荷神社のWEBサイトは、流石に最近出来たサイトなだけあって、フラッシュなどスマートフォン環境につらいデザインはなく、好感がもてる。きっとフォントサイズをやや大きめにしているのも、神社の顧客である高齢者層に見やすくしようと心がけているのだろう。
レスポンシブデザインのように、スマートフォン環境などに合わせてサイトのスタイルを変える形の対応は無い。一見すると行き届いていないようにも見えるが、最近のWEBデザインの風潮としてレスポンシブにあえてせず、小さい画面でも見やすいように情報を絞るというものがある。そうした動きにならっているのかもしれない。
METAタグをチェックするに、トップページは"稲荷由来"などのワード、その他各コンテンツページは"萌え絵馬"、"ご祈祷相場"などのビッグワードでSEOを考えているようだ。本格的な対策をするためにはもっとコンテンツを増やす必要があると思うが、なんとも秦野市らしくない、ちゃんとしたWEBサイトだなあという感想。