来年は未年ですし、めん羊の里でジンギスカンなどいかが?
まあ、こじつけだけれど。
秦野市が誇る、あまり健脚とはいえない運動不足気味の方にも易しいハイキングコースといえば、弘法山公園。浅間山・権現山・弘法山と3つの低山(最高地点で標高235m)の尾根を散策でき、相模湾や江ノ島、富士山などの眺めを楽しむことが出来る。ローリスク・ハイリターンな名所なのだが、いまいち知名度は低い。
弘法山公園の羊放牧場 めんようの里
弘法山公園の途中には分かれ道があり、めんようの里へ続くという表示がある。めんようの里とはまた面妖な名前であるが、漢字で書くと緬羊ないし綿羊。毛を取るために家畜化した羊のことで、野生のものと異なり一年中毛が伸びる羊のことである。
この一年中モコモコとした羊が、弘法山でざっくりと放牧されている。餌をあげたりして触れ合うことも出来るようなので、羊を見た事がないという子供がいたら、来年の干支をしっかりと目に焼き付けさせるといいだろう。
めん羊の里 木里館
このめんようの里には、さらに「めん羊の里 木里館」というログハウスのお店があり、そこではジンギスカンやラムカツといった羊料理が楽しめるようになっている。羊を食べたことがない子供の舌に、しっかりとその味を焼き付けさせるべきだろう。干支に登場する動物を体験させることはとても重要。辰年にどのようにすればよいのかは分からないけれど…
ちなみにめん羊をその場でさばいて提供するわけではなく、羊肉はオーストラリアやニュージーランド産のものであるらしい。少し残念、地場産のものを楽しみたいのに…という場合は、まあ日本酒を頼むと、秦野の金井酒造の銘柄を置いているようなので、秦野に来た記念にはなるかもしれない。