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初日の出を拝むのなら湘南平 富士山や江ノ島もバッチリ見える定番スポット

新年1月1日の初日の出。神奈川県に住む人間として、相模湾から昇る新年最初の日の出を是非一生に一度は眺めておきたい!

とは言うものの、実はこの注文が結構難しかったりする。相模湾というのは、東は三浦半島、西は真鶴半島に囲まれたカマボコ型の湾であるのだが、元旦の日の出の方角には三浦半島やその先の房総半島といった陸地が控えているので、海から直接昇る初日の出を見ることは難しい。かろうじて早川辺りまで西に行けば、房総半島も途切れてくれるのであるが、絵的に房総半島の隣から顔を出す太陽を見て、それが太平洋ではなく相模湾から顔を出していると考えるのはちと辛い。

ということで、相模湾から直接昇る…の部分については妥協しよう。日の出の瞬間に真っ赤に染まる相模湾を一望できればそれでよし。そうした条件で考えて、印象的な初日の出が見られる場所と言えば、平塚八景のひとつ湘南平をおいて他にない。

湘南平 初日の出時には渋滞に注意

湘南平というのは、平塚市と大磯町の境にある小山部分で、大磯丘陵の東の端っこにあたる。高麗山という標高168mの山の山頂であり、麓には元旦12:00に寒中神輿で海に入る高麗神社がある。湘南平で日の出を見て、ついでに寒中神輿も見て行くという楽しみ方も出来るかもしれない。

この湘南平には車で登れるので、毎年元旦未明に渋滞が起こる。初日の出スポットとして勧めておいてなんであるが、渋滞のせいで肝心の日の出を見過ごしてしまう可能性もあるので、早めに現地入りしていた方が良いだろう。

運良く日の出の瞬間に立ち会うことが出来たのなら、お目当ての赤く染まる相模湾の他に、江ノ島や富士山といった眺めも楽しむことが出来る。辺りが段々明るくなってきて、冠雪した富士山の姿が明るみになってくるというのも見所である。日が完全に出てしまうと、今度は帰路につく車でまた渋滞が起こるので、温かい飲み物や食べ物でも持参して、日の出の後も一息ついてから出発できる準備をしていこう。防寒のための対策も忘れずに。