Googleのナレッジグラフ画像 二宮町の表示がひどい
Googleで何か単語を検索すると、単語によっては通常の検索結果一覧に加えて、右側のスペースに簡単な情報ボックスが表示される場合がある。検索対象に対しての聞きもしないことを答えるこの仕組みは、ナレッジグラフと言い、ボックス内に表示される情報は、検索対象について大多数のユーザがおそらく知りたいであろうことをインテリジェントに判断して表示している。このボックスが表示されることにより、ユーザは入力した語句から思ったような検索結果を得られず、絞り込み語句を追加するという手数を減らすことができる(ただし、表示される情報の正確性にはやや難があるけれど)。
地名のナレッジグラフ画像は地図や風景
ナレッジグラフのボックスが表示され易いのは、地名や人名、作品名など。ボックスの一番上には検索対象を象徴するような画像が表示される。地名の場合では、地図や風景などがインテリジェントに選択され、Googlemapsへのリンク画像と並べて表示されるようである。
左の地図画像は見て分かるとおり、Wikipediaから取ってきている。
厚木市の画像は厚木市ホームページの、企業立地のご案内というページから取得している。秦野市の写真はWikipediaから。雲が溜まっていて、盆地であることが分かり易い良い写真ですねぇ。
厚木市のボックスのように、ボックスの一番下に画像一覧がつく場合もある。人物の検索語句の場合には、"他の人はこちらも検索"として関連がありそうな人物の検索結果へのリンクもつく。
二宮町を最も良く表す画像はラーメン?
では、タイトルで言及したとおり、二宮町のナレッジグラフ画像を見てみよう。
はい。見事にラーメンです(笑)。二宮町には名所や名物など沢山あるだろうけれども、それらを差し置いてラーメン。補足しておくと、別に二宮町にご当地ラーメンなどがあるわけでもなく、表示されている画像は町内にあるいちラーメン店のラーメン写真である。画像のソース元は、湘南ラーメン食べ歩記さんという個人ブログ内の写真で、「二宮町」や「二宮町 画像」などの語句で画像検索を行っても、トップに出てくるわけではない画像である。二宮町を代表する画像として、上の画像が選ばれている理由は謎である。
ナレッジグラフの表示内容に不都合があった場合
このナレッジグラフでの不都合・不具合については、ボックスの下の"フィードバック"という文言から簡単に報告が出来るようである。私は面白いので残しておいても良いんじゃないかと思うのだが(笑)、やっぱり二宮町の代表的な画像がラーメンでは格好がつかないと考える人がいたら、Googleさんに報告してあげてほしい。