2015年当ブログのまとめ的な
そろそろ終わっちゃう2015年。当ブログの2015年は、総投稿エントリ数69、まあ大体5日に一回投稿していたことになる。ものぐさペースで投稿していても、1年を通じてみると結構な数になるものだ。
2015年に最もアクセス数の多かったエントリ
名ばかりのSEOブログらしく(一応、テーマ特化のため過去にSEOブログをスピンアウトした経緯がある)、どういったエントリが人気だったか、どういった性質の訪問者が多かったかなど軽くまとめておこう。
2015年に訪問者が一番多かったのは以下のエントリ。
このブログ、SEOネタよりも神奈川県ネタよりも小麦粉関連で訪問してくる人が多い。鉄腕!DASH!!に登場した世界一うまいラーメン用小麦「春よ恋」についてまとめたエントリは、昨年投稿してから同企画の放映のたびにアクセスの山が出来る。昨年2014年の1位もこのエントリだったのだが、「春よ恋」自体の知名度が上がって、加工食品などでこの品種名を前面に押し出したものも多くなったからか、放映日以外にも平均的なアクセスを稼ぐ傾向が出てきた。
ちなみに2位は以下のエントリ。
こちらも2014年の2位である。このエントリは盆や正月、湘南の神社のお祭りなどがあると伸びるようだ。小麦の記事と共通しているのは、どちらもニッチな知識であるということ。ニッチな知識がマスメディアなどで紹介され瞬間的に訪問者が殺到すると、SNSでシェアされ易い。その波が一過性のものであっても、シェアされた数に応じて検索順位も上昇するのでホットエントリ化する。
今年書いたエントリの中で1位になったのは、以下のエントリ。
中井町はまあ存在自体がニッチかもしれない。ゆるキャラの選考そして決定という大きなニュースに連動して一過性のアクセスがあったのだが、今後なかまる君がゆるキャライベントで大活躍すれば、その都度アクセスの波が見られるかもしれない。
2015年に最も多かった訪問者の検索キーワード
GoogleのSearch Consoleをデータソースとしており、Googleアカウントにログイン状態の検索はnot providedと出てしまうので、以下の結果はGoogleにログインしていないデバイス(あまりPCに精通していない人やモバイル端末)からの検索のみである。1位のキーワードは、「日下無双」。日本酒の銘柄名で、以下のエントリで紹介をしていた。
ブランド名は検索キーワードがブレないので、トップになるのもむべなるかな。検索ユーザが他の語句との組み合わせ(たとえば「日下無双 日本酒」など)をしなくてもヒットすると思ってキーワードを打ち込んだからという理由もあるだろう。一般名詞と重複しないブランド名。
そして2位は、「カムット小麦」。
ニッチな知識で、やはり何かしらマスメディアで紹介されたタイミングにアクセスの波が来ている。Google検索のキーワードトップにこのエントリがいることも大きいのだが、それにしては流入は少ない。スペルト小麦の方が日本ではポピュラー。
2015年のベストエントリー(ただし満足度30点)
はてなブログ今週のお題にもなっていた、「マイベストエントリー」。じゃあ2015年に書いたエントリの中で、アクセス数云々を抜きにして自身が一番気に入っているものはどれかという話。
やっぱりニッチな知識は書いている自分が楽しい。候補としてはつい最近書いた藤沢産生ハムの紹介や、蒸気レス電気ケトルの話なども挙げられるけれど、紹介したいニッチな題材を扱ったという点では、相模国府祭のエントリがベストかもしれない。
でもこの国府祭のエントリ、ただのニュース速報のように味気無い書き方になってしまっているので、個人的な満足度は30点。相模国府祭が現在のゆるキャラグランプリに通じているという壮大な暴論をもっと盛り込んで、来年の紹介エントリでは100点を目指したいところ。
今年のエントリを見返してみると、このニュース速報的なものが多かった。全て30点以下の出来で、近年来最悪のボージョレーヌーボー。来年はもっとニッチを深く掘り下げて、魅力的なエントリを量産したい。