秦野弘法山公園花見と大師堂のご開帳
秦野桜まつりは例年は中央運動公園と弘法山公園の2会場で行うけれども、今年は中央運動公園側で工事等で都合が付かず、弘法山公園の1会場で開催していた。
ということで週末、天気が悪いのが気になったけれども賑わいがどんなものかチェックしに行ってきた。
普段通りの賑わいでした
ま、そんなもんですよね…弘法山公園には2000本の桜があり、桜の名所を称しても良いのではないかと思われるけれども、知名度が低い。普段弘法山をハイキングする人の量と、さして変わらない人出であった。そして、1会場開催ということで屋台も例年の2倍出店されているのではないかと期待していたけれど、大体5店舗くらいが出店しているのみ。店員さんも大変暇そうだった。
花見の穴場ってことじゃない(ポジティブシンキング)
それほど人出が無いという事は、花見のスペースを探して奔走する必要もないということで、じっくりと花見ができる。酔っ払って羽目を外してもそれほど目撃されずに済む。良いことだらけ。
それに桜の量と質については妥協していない。見てきた桜はこのような感じ。
弘法山と吾妻山をつなぐ馬場道の両脇に桜があり、桜並木が出来ている(夜にはライトアップあり)。そして北側の斜面には、桜の林ができている。曽我梅林ならぬ秦野桜林。
展望台の辺りからは秦野市一帯や相模湾、そして天気がよければ大きな富士山を見ることが出来る。この日は富士山を見ることが出来なかったが、秦野盆地の北側に発生していた霧を上から眺めることが出来て幻想的であった。
週末には弘法大師堂のご開帳
桜まつりの期間中の週末には、弘法山の上にある弘法大師堂のご開帳があり、大師像を見ることが出来る。初めて見た大師像は黒々として年期物という感じ。ありがたや。
でも秦野市における弘法大師は、水無川の水を無くさせた張本人という説も。ありがたい一方、ちょっと狭隘なところがあるので粗相をしないよう注意。
弘法山のハイキングは足腰の運動にも丁度良い。標高が高すぎず低すぎず。温泉も近いので日帰りプチ旅行の候補としてどうぞどうぞ。