いせはら芸術花火大会が4月15日(土)に開催 ホームページもリニューアル!
伊勢原市の総合運動公園で準定期的に春の宵に開催される市民協賛型の花火大会が、いせはら芸術花火大会である。伊勢原市では自治体主催の花火大会が予算の都合等で終了してしまい、しばらく花火大会の無い期間があったのだが、なんと市在住の花火好き有志が集って市民の募金による花火大会開催にこぎつけて、過去5回もの開催を成功させている。
いせはら芸術花火大会 恒例化まで
当ブログでは、2014年の第4回大会の際に開催情報をキャッチして、紹介エントリや大会の感想などを書いていた。
hadanon.hatenablog.com第4回大会の頃は、それまで2009年、2012年、2013年と3回大会を行い、今度は2014年の開催ということで毎年恒例イベントに昇格しつつあるのかなという雰囲気を感じた。実際2015年にも第5回が行われ、花火の打ち上げ玉数も2500発と順調に増加、規模だけを見ると神奈川県の他の自治体花火大会にも勝るものとなっていた。
ただ大会規模が大きくなり定期開催になるにつれ、市民協賛型という性格が見えにくくなってきているとも感じていた。伊勢原市もパンフレット等で自治体を挙げて芸術花火大会をプッシュするようになり、毎年春になれば指をくわえていても見られる観光コンテンツであるかのような認識が広まってしまう可能性があった。それでも、大会が育っていったということはすなわち神奈川の春の花火大会として確実に需要があると判明したことに等しいのだから、いっそ市民協賛を捨ててでも大規模な花火大会に脱皮させるというのも手なのではないだろうか、と傍目ながら思ってみたりもした。
2016年は中止。今年は2年ぶりに開催
というわけで、順当に行けば2016年に第5回大会が開催されたのかもしれないが、2016年は大会が開催されず。トラブル等による中止ではなく、公式声明として運営方法熟慮の為のお休み、すなわち充電期間をとったということだ。
hadanon.hatenablog.com声明の最後に書かれていたように、充電期間の後の2017年大会は実施することが予告されていた。そして先日、2017年第6回大会の日程が4月15日(土)に決定したとアナウンスがあった。神奈川の春の花火万歳である。
運営方法としては、依然市民協賛の形をとるようである。協賛金の出資者が観覧に適したプレミアムエリアで花火を観覧できるという形は変わらないが、今回はプレミアム観覧エリアとして椅子席や、打ち上げ場所により近いサンシャインスタジアム(野球場)の外野席"寝ソベリア"が用意されるという。そしてこうした情報も含めて、充電後におそらく心機一転の意味もあって新設したであろうホームページに記載があった。開催日に向けて情報が追加されていくであろうから、興味があればチェックしてみてほしい。
いや、個人的なことだけれども、いせはら芸術花火大会を切っ掛けとして春に行われる花火大会にハマってしまい、中止となった昨年には春の大会が恋しくて愛知県まで出向いてしまったほど。花火は夏という固定観念を捨ててみるのも一興ですことよ。