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イトーヨーカドー秦野店が3月5日(日)に閉店。現在は閉店セール中

セブン&アイ・ホールディングスが、傘下の大型スーパーイトーヨーカドーを2020年までに60店舗閉鎖する予定、と発表したのは2015年9月。先週末2月19日(日)には、小田急小田原線沿線の本厚木で41年間の長きに渡り営業したイトーヨーカドーが惜しまれつつ閉店となった。

イトーヨーカドー秦野店も3月5日に閉店

同じ小田原線沿線の秦野駅にも、イトーヨーカドー秦野店がある。2015年の発表以降、週刊誌等が閉店対象店舗予測をたびたび発表していたが、そのリストの中に入る事は稀であった秦野店にも、ついに閉店の波が押し寄せることとなった。セブン&アイ・ホールディングスによる商工会や市役所への報告が昨年10月。それから半年後の3月5日をもって閉店、となんともスピード閉店といった印象を受ける。

閉店の背景には、建物の老朽化もあるそうだ。確かに37年間営業したイトーヨーカドー秦野店のデザインは今見ると古めかしいが、それがかえってレトロクラシック調に感じられ、愛着をもたせたものである。そして何より、秦野駅前から少し外れた東側にポツンと建っているため、東海大学方面への用事から帰ってきたときには、セブン&アイのマーク(以前はイトーヨーカドーの鳩のマークであった)を見て、秦野に帰ってきたのだなあと思わせるものがあった。

ヨーカドー秦野店の跡地はどうなるの?

気になるのは、ヨーカドー秦野店がなくなった後の跡地の利用。秦野駅近辺では大規模商業施設としてイオンモールがあり、イオンとの競合に負けて撤退というようにも見える。その場合、ヨーカドー跡地に再び商業施設ができることは期待できないだろう。

ただ、閉店予測リストになかなか挙げられることがなかったということもあり、著しい大負けをしていた印象はない。ヨーカドー撤退の跡地がスーパーとマンションの複合施設になる例(北千住店・川越店)や、ドンキホーテになる例(豊橋店)もあるそうで、商圏の縮小という悲観的なニュースとして捉えるのは時期尚早だろうと思う。

 

閉店セールは3月5日(日)まで。きっと先週末本厚木の応援に行ったスタッフが、今度は秦野店へと駆けつけるのだろう。2月3月は別れの季節。