秦野駅北口のデッキ工事が3月8日(水)より開始 完成後は大秦ハイツに直結
秦野盆地への玄関口、小田急小田原線の秦野駅。この秦野駅で下車して北口ペデストリアンデッキに立つと、ああ田舎秦野にやってきたのだなと旅行者は感動することになるだろう。
何しろ眼前にそびえるのは、山である。遠景ではなく、非常に近い場所に山がある。そして山との間には水無川が流れており、広々とした橋が架かっている。小田急小田原線の駅前というとどうも閉塞感があるイメージだが、秦野駅については田舎っぽさと都会っぽさを併せ持ち、攻守最強であると評価できよう(南口は、無視します)。
ペデストリアンデッキと大秦ハイツの工事
さて、そんな重要な役割を持った秦野駅北口のペデストリアンデッキであるが、3月8日(水)より伸長工事が行われるらしい。伸長といっても、全体的に広くなるのではなく、ロータリー左手の歩道部分に覆い被さるように幅員5.5m、長さ51.7mの伸長となる。
どういった目的で伸長が行われるのかというと、秦野駅北口左手にあった大秦ハイツ(大秦ショッピングセンターが入居していた建物)を建て直すとともに、その3階部分にデッキを直結させるらしい。何のために?わからない!新大秦ハイツは完成すると地上が10階地下が1階の、地上4階以上が住居部分となるそうだが、ペデストリアンデッキがくっついても秦野駅の利用者がみな大秦ハイツの商業テナント部分(大秦ショッピングセンター)を経由して降りるわけではない。さては今回の大秦ハイツの建て直しについて、住人に対して相当の譲歩があってやっとこさ実現できたのだろうなと勘繰ってしまう。
秦野駅BeforeAfter
というわけで、現在大秦ハイツがあった場所は工事中である。旧大秦ハイツは秦野駅前の象徴的存在であったため、がらんどうとした風景は少しさみしい。これがBefore。
そして現在の様子。
新大秦ハイツの完成は、当初2017年8月末ということであったらしいが、五輪需要で建設関係者の手配が間に合わず2018年4月となるらしい。秦野駅前を象徴する、スゴい建物を作ってほしいものだ。