法人としてやっていく為には、簿記の知識は必要
個人事業主として仕事を続けていく場合と、法人化する場合。違いの一つとして、法人は複式簿記で帳簿を付けるという事がある。
普通「簿記」と言ったら複式簿記のことだ。簿記検定試験も、単式簿記がつけられるだけでは合格できない。単式簿記はお小遣い帳の延長だからね。
一方複式簿記では、勘定科目を借方と貸方に分けて記帳する。こうしてあると、期末の決算時に貸借対照表と損益計算書を作るとき、集計が楽になる。
したがって個人が法人化する際には、簿記の知識が必須だろうね。起業するぞと決めてから、泥棒を捕まえてから縄をなうみたいな簿記の勉強が必要になるのもあれなので、数年後の起業を目論んでいる場合でも、先んじて簿記を知っておいた方が良い。
日商簿記で3級程度なら大丈夫かな。