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秦野産落花生地ビール「落花生の思い」

サンクトガーレンのバレンタインビールを紹介したついでに、秦野産原料を使った地ビールについても紹介しておこう。「秦野産地ビール」とせずに、「秦野産原料を使った地ビール」と煮え切らない表現になっているのは、メーカー自体は平塚市にあるため。平塚酒販協同組合という、地酒「大山泉」や、「ヤーコン焼酎」等を販売しているメーカー。以前紹介した秦野産原料ビール1号、「エール・ド・ローズ」もこのメーカーの商品だ。

 

秦野産原料地ビールの第一号が、バラを使った「エール・ド・ローズ」。第二号は、8月に発売された八重桜を使った「八重桜の里」。いまいち秦野名物と言われてもピンと来ないラインナップのように思うが、満を持して登場した第三弾「落花生の思い」では、秦野名物の落花生の渋皮が使われている。

 

「エール・ド・ローズ」よろしく、今回の「落花生の思い」も新潟麦酒のOEMだ。つまり秦野産原料を使った新潟産ビールを平塚の販売者が秦野名物として売っている。不思議な話だ。ちなみに、平塚酒販協同組合は、大磯名物のみかんを原料とした「湘南みかんロー・モルト」なども販売したことがある。相模川より西のパッとしない湘南地域の覇者たろうとする平塚市を許してはならない。

 

「落花生の思い」は、秦野市内の酒店で販売とのこと。とは言え、秦野市内に住んでいるものの「エール・ド・ローズ」も「八重桜の里」も売っているところを見た事がない。販売店リストを公開するか、イオンやOdakyu OXにおろすなど、名物としてもっと存在を主張してほしいところだ。

 

センター試験の日と記事の公開日が重なった事には、他意は無いです。