厚木市が今年の2月1日で市制施行60周年を迎えるということで、記念すべき年を祝賀するため、現在様々な企画が進行中のようである。
市制施行60周年記念の催し
2008年に市内から撤退してしまったパルコ&映画館を厚木市主体で再生し、昨年オープンした施設、アミューあつぎでは、1月31日(土)・2月1日(日)の2日間にアミューあつぎウィンターフェスティバルという催しを行う。お笑い芸人のトークショーやコンサートなどが予定されているようだ。
厚木市60周年の正式な式典としては、2月1日(日)に厚木市文化会館大ホールで催しが行われる。また、厚木市が誕生した2月1日はゆるキャラあゆコロちゃんの誕生日という設定にもなっているため、あゆコロちゃんお誕生日おめでとうセレモニーという形で、同日13:30〜16:00頃に厚木市文化会館小ホールにて式典を行うようである。各地から、あゆコロちゃんのお友達のゆるキャラが駆けつける。
あゆコロちゃんで60周年を祝う
お誕生日セレモニーのように、60周年を祝って行われる企画の前面には、ゆるキャラのあゆコロちゃんが登場してくることが多い。厚木市、ゆるキャラしか売りがないのかよ…という見方も可能だろうが、市民が楽しければそれでよいのだろう。
60周年記念ということで作られたのが、あゆコロちゃん体操。多分Googleであゆコロちゃん体操を検索すると、トップに埋め込みで動画が出て来ると思う。市民の健康のために作られた体操とのこと。あゆコロちゃんも"くまモン体操"を売り出しているくまモン級のゆるキャラになったということだろうか。
あゆコロちゃんに絡んだ60周年企画としては、このあゆコロちゃん体操を踊ることの出来るあゆコロちゃんロボが開発されているらしい。しかし、これも調べてみるとロボットくまモンにくまモン体操を踊らせるという、熊本高専のプロジェクトが出て来る…ということで、露骨にくまモン路線を意識し過ぎではないだろうかという気がしないでもない。
厚木市が考えているのか、あるいは広告会社の入れ知恵なのかは分からないが、もっとオリジナルな路線でぎゃふんと言わせてほしいものである。そうしないと、神奈川県トップゆるキャラの座は安泰ではないですぜ。