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明日2月15日(日)に厚木市長選投開票 アミューあつぎへの投資なども争点に?

今年の2月1日に、市制施行60周年を迎えた厚木市。市民にとっては厚木市ができてからの60年間を振り返る機会ともなったであろうが、記念すべき日から2週間を過ぎた2月15日(日)には、厚木市のこれからを左右する、厚木市長選挙の投開票が行われる。

前回市長選挙と同じ候補者の顔ぶれ

今回の厚木市長選挙には、現職の小林常良氏と新人の石射正英氏の2氏が立候補している。2氏は前回2011年の市長選の際にも争い、小林氏が55%の得票で再選を果たしている。3期目をうかがう小林氏であるが、市長選挙を前にタイミング良く日本経済新聞社「日系グローカル」の調査で、厚木市が経営革新度日本一に選ばれたというニュースがあったり、市内に企業が多いため、財政力指数でも毎年神奈川県内2位につけている(1位はダントツで箱根町)という事実が、3選に向けての後押しとなるだろう。

現市政への審判 厚木市民でなくても結果が気になる

一方、そうした健全経営の成果をどのように市民へと還元するかというところで、現市政への不満票が石射氏側へと流れるかもしれない。現在の厚木市政を象徴する、イベントの多用、ゆるキャラを使ったPRへの傾注といったところに、市民がどのような評価をしているのかが気にかかる。

現市政の象徴としてはもう一つ、本厚木のパルコを市政による梃入れで再生させたアミューあつぎがある。前回2011年選挙時には、立候補者両氏ともパルコビルの利用を公約として掲げていたが、小林市側は取得して整備、石射氏側は借り上げて利用といった利用方法の違いがあった(ソース元:市民かわら版 website「厚木市長選アンケート」)。再生の可否自体は候補者の判断材料となり得ないだろうが、再生の具体的手法やこれからのアミューの位置づけなどについては、両氏の姿勢を比較して、判断材料にすることも出来るかもしれない。

厚木市民ではないけれど、本厚木は大いに利用するという人間にとっては、選挙の結果が本厚木の街にどのように影響するのか、気にならなくもない。