桜の見頃を前に 秦野市の桜並木の名称が"はだの桜みち"に決定
近頃の気温は三寒四温といった感じで、なかなか春への脱皮が完了せず、やきもきしてしまう。それでも、冬の間に着ていた服装から外套一枚減らすことが出来るくらいには陽気が出てきたと言えるのではないだろうか。
秦野市にある神奈川県下最長の桜並木
春と言えば花、春の花と言えば桜である。秦野市にも桜の名所が幾つかあって、たとえば弘法山公園の山腹〜頂上に植えられた桜は、そこが山の上であることを忘れてしまう程一帯に広がっている。毎年4月頭に行われる秦野桜まつりの、会場の一つでもある。
もう一つ秦野市で桜と言えば、県道62号沿いに植えられた桜の並木が思い浮かぶ。この並木は全長6.2kmにおよび、神奈川県下で最長の桜並木であるらしい。先頃この桜並木に"はだの桜みち"という名称が新たにつけられたそうで、観光協会がプッシュを始めている。はだの桜みち元年の今年に、是非足を向けてみてほしい。
まあ、小田急線を秦野渋沢の中間で斜めに横切る道であるので、車でないとアクセスはしづらいかもしれない。そして、桜並木以外は特段普通な車道であるので、徒歩で全長6.2kmを歩くという試みも退屈になるかもしれない。やはり車で通り抜けて、延々と続く桜並木に驚嘆する、というのが正しい楽しみ方であるかも。秦野市は所詮通過されてしまう自治体、と自虐的に言ってみたり。