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湘南ベルマーレのホームタウンが9市11町に 県市町村単独3分の2を窺う勢い

10月24日(火)に現在サッカーJ2リーグで首位を走る湘南ベルマーレより発表された、ホームタウン追加のお知らせ。これまで湘南ベルマーレのホームタウンは前身ベルマーレ平塚発足時の平塚市を中心として神奈川県内の7市3町にまたがっており、ホームタウン自治体数単独トップのJリーグクラブとして君臨していたが(人口ベースでは、まあFC東京・東京Vの東京都などあるので)、それに加えて新たに「鎌倉市」「南足柄市」「中井町」「大井町」「松田町」「山北町」「開成町」「箱根町」「真鶴町」「湯河原町」の2市8町がホームタウンとなることになり、合計9市11町という多数の自治体からホームタウン支援を受けることとなった。

神奈川県内ホームタウン事情

9市11町、合計20の自治体がホームタウンというのは、ちょっとした仰天ニュースである。なにしろ神奈川県内の自治体数の母数が33であるから、その3分の2にも至る勢いだ。もし国会と同じように多数決による議決の仕組みがあるのならば、どんなことでもやり放題である(「横浜FM・川崎は来年からJ2!」)。

ただもしその多数決が自治体人口の合計ベースならば、実は湘南ベルマーレが第一党にはならない。今回の2市8町を加えた全人口が、大体204.5万人。一方横浜FMのホームタウン人口は、横浜市横須賀市大和市の3市合計で大体437万人。川崎の場合川崎市1市のみだが150万人ほどになる。単独過半数を抱えた横浜FMのやりたい放題である(「川崎・湘南は来年からJ3!」)。政令指定都市はそもそも広範囲かつ抱える人口も多いので、湘南ベルマーレが自治体数ベースで圧倒していたとしてもそれが独占状態とはならない。あくまで政令指定都市をホームタウンとする県内他チームに対抗するための、ホームタウン大所帯戦略なのである。

将来的にSC相模原も入れて四国志になる可能性も

政令指定都市と言えば、神奈川県3番目の政令指定都市である相模原市についても気になる。相模原市にはSC相模原というJリーグクラブがあり、現在J3で17チーム中12位につけている。すぐにJ2やJ1の舞台常連の強豪クラブとなる可能性は低いが、ホームタウンとしての県内自治体取り合いレースに参加してくる可能性は非常に高い。愛川町清川村というまだどのクラブのホームタウンにもなっていない自治体と隣接しているという地政学的要因もあるし、実際クラブのホームタウン活動としてホームタウン未定の自治体でサッカースクールを開いたり、県央の海老名市・座間市綾瀬市などを含めて小学生を試合に招待したりなどしている。ホームタウン争奪戦を見据えて、既に手を回しているという印象だ。

のちのち、神奈川県内の自治体が残らずJリーグクラブのホームタウンとなる四国志状態ができあがるかもしれない。

湘南ベルマーレは"れんごう"だ

今回の発表の文字面だけを捉えると、20市町村をホームタウンとして取り込んだ湘南ベルマーレが大人げない、えげつない存在のように聞こえるかもしれない。しかしそれは先程も書いた通り、政令指定都市のクラブチームで三国志が出来てしまうという神奈川県の特殊な事情によるものであり、またこうしたホームタウン争奪戦の切欠を引き起こしたのも、今年4月に大和市を新たにホームタウンに引き入れ拡張路線を明確にしてきた横浜FMであると言える。あくまで一番強力なプレイヤーは横浜FMだ。

つまり某レトロゲームで喩えるならば、横浜FMは"れいほう"で、川崎が"ねっけつ"、相模原は"はなぞの"に対しての、湘南が"れんごう"であるに過ぎない。横浜FMが仲間内で使用禁止になることがあっても、"れんごう"の湘南くらいはまあ許されるのではないだろうか。


 

ま、それはともかく。湘南ベルマーレのホームタウンとなった自治体は、広義の湘南に属しても良いと考えている自治体であろうから、この繫がりから湘南市構想が復活して、神奈川第4の政令指定都市になったり、しないですかね?

hadanon.hatenablog.com

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