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秦野市と厚木市 今年はともに市制施行60周年

2015年になって、様々なモノが節目の年を迎える。たとえば秦野市秦野市は1955年1月1日に市制を施行したため、今年が60周年の節目の年となる。昨年局地的に話題になった渋沢駅の駅メロをZARDにしたという話も、一応来るべき(来たけれど)市政60周年を祝しての記念事業という建前になっている。

ところで、秦野市が60周年といっても、厳密に言えば秦野市の内一部の地域については、秦野市の名を背負って60年目ではないという事情がある。秦野盆地外ということでなにかと損を被っていそうな大根は、1955年1月1日ではなく同年の4月15日に編入ということで、一応60年目の年にはなるが、まだちゃんちゃんこを着るには早いだろう。そして旧西秦野町部分については、秦野市に加わったのが1963年1月1日ということで、まだ52周年だ。

まあ、そういう細かいことを気にしていては、祝うものも祝えないということで、1月1日を迎えて以降、秦野市のそこら中に60周年ののぼりが立っている。節目の年60周年、今年こそ秦野市ゆるキャラ戦略を見直していただきたい。

厚木市も60周年 そして大磯町は61周年

秦野市の他にも、今年60周年を迎えるという自治体はある。神奈川県内でいうと、三浦町。こちらも秦野市と同年同日である1955年1月1日に生まれた自治体だ。

そして、2つ隣の厚木市厚木市内にはやはり60周年ののぼりが立っていたり、記念イベントなど先年中から騒がしいが、厚木市が市制施行したのは1955年2月1日ということである。秦野市の丁度1ヶ月後に厚木市ができた。

そして、昨年60周年の節目を迎えた中郡大磯町については、誕生日が1954年12月1日となっている。つまり1954年末から1955年始めにかけて、1ヶ月おきに大磯町、秦野市厚木市と誕生していったようである。

きっと秦野市の誕生した1955年頃には、神奈川県内で市町村合併や市制移行の気運が高まっていたのだろう。以前に紹介した高座郡寒川町が茅ヶ崎市と藤沢市に合併を持ちかけ、「湘南市」を誕生させようとしたのも1956年だったはず。ミステリー。