先年、そういえば神奈川県内の紫陽花の名所を紹介していたような気がする。箱根や鎌倉などのビッグな名所と、秦野市の弘法山公園なんかを紹介した。あ、ついでに宣伝しておきますが、弘法山公園もいま見頃ですよ。
昨年紹介しなかったものの、神奈川県では他に小田原城址公園なども紫陽花の名所で、開花時期に合わせてあじさい花菖蒲まつりというものを行っているらしい。
小田原城址公園初夏からの一斉開花
小田原城址公園と言えば、日本の城マニアには極めて受けが悪い、とって付けたような天守閣がある公園だ。いや、観光スポットとしては努力しているとは思うのだけれど、小田原城の場合なにしろ難攻不落の名城というイメージが強い。歴史に興味を持った観光客が目を輝かせながら訪れるため、その落差にガッカリするのだ。
そのガッカリを取り返すためかは分からないが、小田原城址公園には植物の観賞ができるスポットがいくつかあり、それぞれの花の開花時期には大層派手に彩られる。特にゴールデンウィークから初夏にかけては藤、花菖蒲、紫陽花、蓮と開花が続いて忙しい。
小田原城あじさい花菖蒲まつり
花菖蒲と紫陽花の開花期間はかぶるので、この期間中に行われるイベントがあじさい花菖蒲まつりだ。
- 開催日程
- 6月7日(土)〜6月22日(日)
- 主なイベント日
-
- 6月7日(土):小田原北條太鼓(中止になったけど)
- 6月14日(土):相洋高校和太鼓・岸義紘サクソフォンコンサートなど
- 6月15日(日):菊池貴子ソプラノコンサート
- 6月21日(土):ういろう太鼓
太鼓多いね(笑)。期間中19:00〜20:00には、花菖蒲の畑と紫陽花群生がライトアップされる。天守閣の公開も土日は18:00までとなるので、夕方まで時間を潰してそのまま公園内にといった感じが良いだろうか。
もちろん、花とイベントステージの観賞だけなら無料。一年で最も長い夕方の楽しみ方に、どうでしょう?