あつぎ鮎まつり2015開催 8月1日(土)は10000発の花火打ち上げ
先週末には相模川対岸の海老名で花火大会が開催されたが、今週末はいよいよあつぎ鮎まつりが開催され、初日の8月1日(土)の19:00から大花火大会が始まる。あつぎ鮎まつりというのは、神奈川県央で最大級の花火大会の名前として目につくことも多いかもしれないが、今年で69回を迎える歴とした街ぐるみイベントで、本厚木がおそらく一年で一番にぎわう催しなのである。
鮎まつりの歴史諸々は昨年紹介したけれど
元々は交通の要衝として栄えた厚木宿の、料亭や商工会が企画したイベントである鮎まつり。鮎まつりと題されているのは、段々と重要性を失い衰退しつつあった厚木を盛り上げようとして、先人が相模川の鮎を名物として取り上げたからである。名物による街おこしのはしりというべきか、B-1グルメ大会がかつて本厚木で行われたのも宜なるかなである。
本厚木が花街からどのように変わっていったか、何故鮎を推すようになったかを詳しく追っている記事が下記リンク先のページにあり、個人的には大変参考になった。花火だけでない鮎まつりを知りたい方には是非一読おススメしたいところ。
http://www.kawara-ban.com/rensai.html
厚木の飲食店・地ビール会社等の屋台が出店
ということで、あつぎ鮎まつり自体は花火の打ち上げに留まらず、数々の催しを含んだ街ぐるみのイベントなのである。今年は8月1日(土)と8月2日(日)の2日間開催で、メイン会場は厚木中央公園。中央公園やアミューあつぎ前などには、厚木の飲食店の屋台がグルメフェスに負けないくらい出店する。厚木市内の地ビール会社3社が顔合わせするイベントであるというのも重要で、各社の限定ビールや当日解禁ビール等が飲めるようである。たとえばサンクトガーレンは、限定ビールの白ぶどうエールを生で提供し、さがみビールは桃のビールを解禁するなど。
そんなことより花火
花火はメイン会場の中央公園からも見えるが、打ち上げ地点は相模川河川敷なので、より川沿いに近い場所の方が鑑賞に向いている。特にナイアガラ花火を確実に目撃したいならば、2箇所ある観覧エリア(第1エリア:相模川三川合流地点・第2エリア:あゆみ橋上流)の席を早めに確保して臨みたい。なにせ本厚木の街中に音や姿を見切れさせる花火なので、打ち上げが始まると皆よりよい鑑賞ポイントを求めて大移動、混雑が起こったあげく、早々入場締め切りとなってしまう。
花火の玉数はタイトルにも書いたとおり、10000発。19:00に打ち上げ開始で、20:30まで続く。ということで、轟く花火の打ち上げ音に気付いてから途中参加しても、全然間に合う花火大会だ。打ち上げ地点の近くや、高い所に登ってぜひ鑑賞しよう。