秦野でSEOなどしつつ神奈川県ネタブログ

秦野市でSEOしつつ、神奈川県ご当地ネタ・地域情報を書くブログ。湘南・小田急線・グルメ・温泉がマイブーム。

29BYの新酒 吉川醸造「にごり酒」を呑む

伊勢原市にある唯一の日本酒蔵といえば、同市神戸にある吉川醸造である。菊勇という銘柄が有名で、伊勢原市内ではこの菊勇と書かれた看板を良く目にする。ちなみに菊勇の読み方は"きくゆう"で、山形県酒田市にある菊勇株式会社の日本酒"きくいさみ"との関係は無い。ついでながら酒蔵さんの名前も"きっかわじょうぞう"である。結構長い間、この読み方を間違えて覚えていた。

吉川醸造の特徴と、お酒のラインナップ

吉川醸造の酒造りの特徴として、蓋麹法が全グレードの日本酒の麹作りに使われているというものがあるらしい。蓋麹法は在来法とも呼ばれる古くからの麹の作り方で、麹蓋と呼ばれる容器に一升くらいに小分けした麹米を入れて麹菌を繁殖させていく方法である。小分けされているため菌の繁殖具合を見て麹室内での位置を変えたりして、品質を均等に保てるが、その分作業に手間や人員が必要になる。現在では容器をより大きくした箱麹法や、麹作り自体を機械に任せてしまう機械製麹法などが日本酒造りで使われることが多いが、吟醸酒などの高グレードの日本酒の麹作りにはやはり蓋麹法が採用されているらしい。吉川醸造では一度は麹作りを機械化したが、こだわりのため戻したということ。

お酒のラインナップは、菊勇の佳饌・上饌などの普通酒にそれぞれ甘口・辛口がある。そして純米酒の「相模大山」、本醸造と原酒で「大山の宿」という銘柄もある。そして大吟醸の「杜氏のよろこび」など。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

相模大山 純米酒 1,800ml
価格:2202円(税込、送料別) (2017/12/7時点)


 

吉川醸造にごり酒」29BYの感想

11月後半より伊勢原市内の酒販店には、吉川醸造の29BYの酒が並び始めた。まず第一弾として、「にごり酒」と「生酒」の2つのラインナップが出ている。ちなみにホームページによると吟醸酒吟醸純米酒は12月10日以降に出荷するらしい。

にごり酒」と「生酒」どちらもアル添。折角下位グレードの酒にまでこだわりの麹を使っているのだから、アル添せずに出荷すれば良いのに…とアル添苦手な私などは思ってしまうのだが、アル添の恩恵か「にごり酒」などは四合瓶で750円くらいで買えてしまう。さらに300mlの瓶にいたっては300円台。近隣の酒蔵でも一番早い29BYであったし、迷わず手を出してしまう。

f:id:hadanon:20171207215731j:plain

それでは味はどうか。確かに添加されたアルコールが上澄みの多くを占めているような気がするが、いやらしい味はしない。アル添容認派がよく、味を落ち着かせるためにわざとアル添している蔵もあると主張しているが(十中八九それはアル添蔵の片棒担がされている)、経済的理由以外にそういった役割も持ったアル添なのかもしれない。

口当たりとにかく鮮烈で、ブルーチーズの香りのようだ。甘ったるさが無いので、本当にチーズを楽しむように楽しめてしまうと思う。それでいて呑み込んでいくと発酵前の米の面影がとてもあり、新酒のよろこびを感じられる製品としてはこの上ない。

恒例のお約束であるが、最後の残りを熱燗にしてみる。うん、熱燗になると甘くない甘酒のようになってしまい、日本酒を呑んでいる感がなくなってくる。

この酒は日本酒だろうが洋酒だろうが酒の種類を問わないちゃんぽん呑みをする際の、1本目として是非呑みたいところ。忘年会や新年会の1本として是非どうだろうか。

広告を非表示にする