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ハリオのセラミックコーヒーミルMSS-1TB。ついついコーヒー関連器具ばかり揃えて

今週のお題今年買ってよかったもの」に、そういえば例年はコーヒー関連の器具で応募していたのだと思い出したので、改めて(投稿時にお題が切り替わってしまっているのはご愛嬌)。

2015年・2016年に買って良かったものもコーヒー関連

過去の年のおさらいをすると、まず2015年に買って良かったものが、蒸気レスの電気ケトル

hadanon.hatenablog.com

このタイプのケトルはお湯を湧かしても100度ギリギリまでにはならず、コーヒーを淹れるのに最適な90度少々上くらいの温度で湧く。そのうえ注ぎ口がちょうど豆を蒸らしながらチョロチョロと湯を注ぐのに適しているということで、購入した次のステップとしてついついコーヒー器具を揃えたくなった

ということで、2016年に購入したのが手動式エスプレッソメーカーのエアロプレス。

hadanon.hatenablog.comエントリ内でも力説しているが、このエアロプレスの何が良いって高クオリティのエスプレッソが作れるのは勿論、部品点数が少なく洗浄などの管理が楽だということだ。どんなに高級なエスプレッソメーカーを買っても、機構が複雑で洗浄するのが難しかったりすると前に使用した際の豆が内部に残って雑味の原因となる。コーヒーの豆の違いなんかよりも、雑味があるかないかだけは淹れた際にはっきりと分かってしまうのでココが一番重要だと思っている。その点エアロプレスならば、形状がシンプルで丸洗いが可能である。そして1年以上経っても特段気になる本体の劣化が無い。まさに良い買い物であった。

そしてエアロプレスという相棒的なエスプレッソメーカーを手に入れたことで、2017年にはまたしてもコーヒー関連の器具を充実させたくなってしまったのだ。ついついコーヒー器具を揃えたくなってしまった

焙煎豆の長期保存&品質維持のため、コーヒーミルを欲しがる

エアロプレス購入のおかげで、2017年は様々な街の焙煎豆専門店に足を延ばし、新たな豆を試してみるといった人生の楽しみが増えた(ドライブの動機になるほど)。ただコーヒーミルが手許に無い場合、毎回店で既に挽かれた状態の豆を買ってくることになり、この挽かれた状態の豆の香りが冷凍保存しても1週間かそこらで飛んでいってしまうということを考えると、100gずつとか不経済な買い方しかできなかった。これがミルが手許にありさえすれば、もう少し多くの種類・量を効率的にまとめ買いできる。焙煎された豆を買ってきてそのままの状態で冷凍保存をして使用時に挽くようにすれば、1ヶ月間くらいは元の香りのまま楽しむことが出来る。ドリップ初心者の頃はわざわざ自宅用にコーヒーミルをスタンバイしているコーヒーオタクのことを理解の範疇を超えた存在として眺めていたが、別にオーディオ関連のオタクのように自宅のシステムが一番美味しくなるとかそういった宗教的理由ではなく、ミルがあれば豆のまとめ買いができるという至極真っ当な理由によるものだったのだ。

定番コーヒーミル"ポーレックス"と本製品で比較検討

コーヒーミルを導入することを決めてから、ひととおりの製品の情報や評判をチェックして、候補をある程度絞ってみた。方針としては、エアロプレスの優位点にも通ずるところあるのだが、基本的にシンプルで管理が容易なものほど素晴らしいという原則に従う。そのような点からすると、いわゆるコーヒーミルという言葉から連想される手回し式でミルの下部に木製の引き出しがついているタイプ、これは毎回きちんと洗浄しきることが難しそうで候補から外れる。また、大掛かりな電動のミルも分解の手間を考えるとふさわしくない。

そして、豆を砕く刃の部分についても金属製よりセラミックで臼状のものの方が洗浄が容易に思えた。このタイプの製品で定番と言えるのは、"ポーレックス"という大阪のメーカーの製品で、見た目もシンプル。エアロプレスにもよく似合う。


 

ただこちらの製品は昔は安く購入できたらしいのだが、現在では定番製品であるため販売価格も上がってきているという(なんだかトラックボールのM570tの話を思い出したのはさておき)。支持される理由の主なものが、登山の際に持ち歩いてもかさばらないし頑丈であるというもの。登山用品カテゴリに入ってしまっているため価格帯が上になってしまっているのだろう。でも、個人的な用途を考えると登山適正などは全く要らない。

そこで、セラミック臼を使って、部品点数が少なそうで、分解洗浄が楽そうで、ちゃんと聞いたことのあるメーカーの製品という条件を兼ね備えたハリオのMSS-1TBを購入してみた。販売価格がポーレックスの3分の1くらいなので、コーヒーミル自体のお試し導入という意味で、1年くらい保ってくれれば御の字。


 

まだ1年は使っていないのだが、今のところ不具合も無く稼働している。ポーレックスほどではないけれども、プラ製部品の質感などエアロプレスのデザインにマッチしないこともない。

買い物の総括と来年へのフリ

分解と洗浄については、エアロプレスよりは面倒だけれども(そもそもそれはコーヒーミルの性質上仕方が無いところだと思う)、都度洗いが苦にならないレベル。特にセラミック臼の部分は力を入れて擦ってコーヒー豆の脂を落とすことができるので、想定通りの良い買い物ができたというのが結論だ。でもこんな調子で買い物をして、来年はどのようなコーヒー器具が新たに増えてしまっているだろうか、それだけが心配だけれども。