秦野市観光協会のページで目についた、「秦野どぶろく祭り」開催とのニュース。
はて、秦野市でどぶろくなんか作る文化があったのかいなと疑問に思ったら、今年で10回目の新しいお祭りだった。「たばこ祭り」に喫煙者が許せないという方々から物言いが付くようになったから、今後は「どぶろく祭り」に切り替える、というわけではないだろうけど。
どぶろく祭りは3月2日に沼代の御嶽神社、8日に秦野駅前のまほろば大橋、9日に渋沢駅北口広場で、11:00から14:00に行われるそう。和太鼓・舞と、主役のどぶろくの振る舞いがあるようだ。
で、このどぶろく祭りで振る舞われるどぶろくは、密造酒ではなく、ちゃんと金井酒造が醸造したものらしい。酒米は四十八瀬川自然村で作った五百万石で、「秦野てんてこまい」という銘柄。金井酒造は秦野市唯一の酒蔵で、清酒の白笹鼓と音楽醸造酒のモーツァルトが有名。
金井酒造店 白笹つづみ 大吟醸 720ml |
こっちが白笹鼓の大吟醸
金井酒造店 モーツァルト 吟醸・原酒セット |
これがモーツァルトを聴いて育った(?)日本酒。
金井酒造のどぶろくは店頭流通商品ではないため、どぶろく祭りでしか呑んだり買ったりできないのではないかと思われる。まあ伝統的な雑酒どぶろくではないのかもしれないが、お好きな方は是非是非。