小田原酒匂川花火大会 本日19:10より7500発を打ち上げ
本日の花火大会、3つ目は小田原市で行われる酒匂川花火大会である。こちらの花火大会は今年が26回目。平成になって登場した新しい花火大会である。元々は、平成2年に小田原市が市制50周年を迎えたことで始まった花火だということ。
花火7500発が50分間で打ち上げられる大会
この大会、昨年までは打ち上げ玉数が6000発であったようだが、今年は7500発に増えて、神奈川県内でも比較的規模の大きい大会になった。玉数が7500発の割に、打ち上げ時間が19:10〜20:00と50分間になっており、たとえば同日開催のあつぎ鮎まつり花火大会が90分で10000発(約111発/分)、サザンビーチ茅ヶ崎花火大会が50分間で3000発(60発/分)、先週行われた海老名の花火大会が20分で2010発(約101発/分)であることを考慮すると、打ち上げ速度が150発/分と幾分ペースの早い大会になっている。
この比較的短い打ち上げスケジュールがさらに四部に分けてあり、各花火には題名とスポンサーがついている。土台となる祭があったわけでなく、平成に始まった現代的な大会らしいと言えば言えるかもしれない。
見所は小田原大橋付近での全長300mのナイアガラ花火
大会の見所は、酒匂川にかかる小田原大橋に沿って発射される全長300m、高さ30mのナイアガラ花火。プログラムによると第3部(19:35〜)に行われるナイアガラ花火は、橋の北側から発射される。そこで3つある一般観覧席エリアのうち、北側の花王事業所側のエリアから見れば、橋に隠されないナイアガラが見られるのではないかと思われる。
会場までは、鉄道駅からは結構歩く。東海道線の鴨宮駅から15分、小田原駅からは20分程。小田原駅からは小田原大橋経由の路線バスが臨時増発されている。
打ち上げ場所が場所なだけに、東海道新幹線の乗客も運が良ければ花火の上がる瞬間を見ることができるのではないかな。