イセハラつながりで、勝沼醸造のことが気になっていたのだけれど
山梨県に観測史上最強の雪が降ったというニュースで、山梨県にあるワイナリーの状況が気になっていた。ワインのことはどうも門外漢なのだけれど、秦野市の隣にある伊勢原市と同じ字名をもったイセハラのワインというのは有名で、よく名前を耳にする。
勝沼醸造というワインメーカーは、アルガシリーズのワインをラインナップとする。たとえばアルガブランカというのは甲州種を使った白ワイン。ワインに向かないとして外来品種に作替えをされそうになっていた畑を踏みとどまらせて、甲州のブランドを世界に発信できるまでにした。ただのアルガのシリーズは、複数品種からなる赤ワイン。カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローといった品種は当然日本の気候風土には適さないため、それを補う栽培法やセパージュを追求している。ちなみにアルガというエキゾチックな名前だけれど、有賀(あるが)さんという長野県に多い名字から来ているようだ。
それで、甲州ワインのアルガブランカシリーズの内、イセハラという名前がついているものがある。これはそのワインの原料が栽培される特定の畑がある字(あざ)の名前、伊勢原から来ているらしい。そしてその畑で栽培される甲州種には、素晴らしいテロワールが認められるというのだ。
個人的にこのアルガブランカシリーズをいくつか試したことはあるけれど、イセハラに挑戦したことがなく、気になっていた(なかなか手に入りません)。そこに来て今回の未曾有の大雪というから、イセハラの畑はどうなってしまったのかというのが心配だったわけだ。
大雪の後、山梨のワイナリーさんのホームページ・Facebook等で近況報告も出始めてきているようだ。勝沼醸造さんもブログで被害を報告していた。かなり大変そうな状況で、全体的な被害についてはもう少し把握に時間がかかりそうな感じだろうか。。
ちなみに、イセハラを含めたアルガシリーズを伊勢原市で購入する場合、中屋さんに行くと扱っている(通販もあり)。ほか、秦野市近辺ではあまり見たこと無いかな。