るるぶ厚木伊勢原秦野愛川清川版が発売開始だって
エリア観光情報紹介雑誌『るるぶ』。このるるぶの新刊として、『るるぶ厚木伊勢原秦野愛川清川』というものが24日に発売された。
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まず書名に対する感想。タイトルが長い。結局どこの情報が載っているのだという感じがする。まあ、書名が検索に引っかかり易くしようとしたのかもしれない。
そして、るるぶはこれまで数々発刊されてきたけれど、厚木周辺エリアのるるぶというのはこれまであまり見る事がなかった。すると新しくこのエリアを取り上げることにしたのかと思い調べてみたら、8年前の2006年4月に『るるぶ厚木市伊勢原市秦野市』というタイトルで出していたらしい。8年間新版が出なかった程には、需要がなかったのだろう(笑)。今回はさらに愛川町と清川村を巻き込んで、何とかしようとしている。素直に圏央道開通記念で『るるぶ厚木海老名周辺版』とかにすればまだ需要はあったのではないだろうかね。
るるぶで秦野市はどう紹介されているか
厚木のついでということで、秦野市についても紹介ページが割かれている。他のるるぶより気持ち薄めの本の中の、さらに5分の1のスペースなので、紹介も本当に飲食店の情報羅列であったりと薄めだった。それでも、数少ない秦野の要所を押さえている。秦野市観光協会がるるぶの発売を公式ページでアナウンスしていたくらいだから、取材協力もあったのかな。
ただ、秦野市オススメ散歩コースとして、水無川沿いでブラブラするのが推奨されていたりと、秦野市の観光コンテンツの無さが深刻だ(笑)。
全体的に取材も薄めで勿体ない印象も
これは伊勢原の部分になるけれど、ムール ア ラ ムールがただのパン屋のように扱われて記載されていたりと、個々の自治体について掘り下げればもっと面白いだろうという部分について全く掘り下げていない取材という印象もある。まあ、自治体単体で出版できない知名度の無さが全て悪いのですと、卑屈になってしまうけれど。