大山とうふまつり。今週末は大山に行こう!
毎年恒例、大山とうふまつりの季節がやってきた!
大山と豆腐がどう関係するのかというと、大山の修験者達が食べていた精進料理が豆腐であり、また江戸時代以降流行した大山詣でで大量の登山者に配膳の必要があった際、容易に腐ってしまう他の食事より、冷水につけておけば一応保存が可能である豆腐が重宝されたというあたりからきているらしい。
恒例イベント仙人鍋
どういった祭りなのかというと、とにかく仙人鍋が有名。大山参詣道の途中、こま参道の手前のとうふ広場に大きな鍋(直径4m)を用意し、薬草(大山菜)の入った湯豆腐を作る。これが無料で振る舞われる。仙人鍋を振る舞うタイミングは1日2回。以下のようになっている。
- 3月15日(土)
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- 10:30〜
- 15:30〜
- 3月16日(日)
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- 10:15〜
- 14:00〜
土日で時間が微妙に異なるので注意が必要だ。
椀子豆腐早喰い大会
豆腐の早食いに自信のある方は、椀子豆腐早喰い大会に参加してもよいだろう。早喰い大会のタイミングは以下の通り。
- 3月15日(土)
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- 12:30〜
- 3月16日(日)
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- 12:00〜
受け付け時間は30分前から。1年間これだけを目指して特訓している人もいるだろう。大山修験はかくも厳し。
大山阿夫利神社に行く場合
イベント自体は豆腐振る舞いが中心で、振る舞いが終わってしまえば手持ち無沙汰になってしまう筈。そこで、とうふのついでというのはあまりにバチあたりだが、そのまま参道を登って、大山阿夫利神社に詣でるのがいいだろう。ケーブルで登る場合は往復850円。徒歩で登る場合は男坂を行くことになる。
会場までのアクセス
最後に、とうふまつりの会場までのアクセスだが、小田急小田原線伊勢原駅から大山ケーブル行きバスで20分。片道300円。車で行く場合は、大山小学校の無料駐車場に停車して、片道100円のシャトルバスで会場まで行くことが出来る。また、それより少し上がったところの市営第一駐車場は1日600円。
温泉にも入りたい場合
折角だし、大山詣で帰りに温泉も楽しみたいところだが…社務所の前にあったこまや旅館は、今現在営業しているのかどうかわからない。営業している場合は日帰り入浴のみ1050円で入れる筈。他に伊勢原の温泉と言えば、伊勢原温泉ニュー天野屋があり、日帰り入浴800円で入れるが、こちらは場所が大山からも伊勢原駅からも少し離れる。
どうせなら、伊勢原駅の一駅隣の鶴巻温泉駅前、弘法の里湯をオススメしたい!というのは、秦野市応援ブログとして調子が良過ぎますかね。まあ、秦野も大山詣ででは歴史的に重要な関係を持っていたということでここはひとつ。