秦野善波峠付近からのダイヤモンド富士
春分の日と秋分の日のあたり、秦野市では富士山の山頂に日が沈む、ダイヤモンド富士を観察することが出来る。
撮影は携帯カメラだと難しいので、まあ雰囲気だけ伝わればよいのだが。国道246号の、善波峠付近での一枚。善波峠と言えば、もう死なないで準一事件。富士山の観察スポットに立てられた謎の立て札。きっと民俗学的になにかあるのだろう(嘘)。民俗学的と言えば、秦野市に非常に多く分布する神社が「御嶽神社」なのだが、御嶽神社の近隣には必ずと言って良い程富士山の素晴らしいビューポイントがある。個人的に、レイラインという主要宗教施設の配置力学については全く眉唾物だと思っているのだが、たとえば春分秋分の日に富士山のような分かりやすいランドマークに太陽が沈む/昇るという条件をもった場所に、ある程度関連性のある宗教施設が建っていてもおかしくないとは感じる。
なにしろ内陸にある成層火山。どの方角から見ても大まかな形が変わらないということには、もっと広範な人文学的価値を認められてしかるべきだ。