地産地消国産麦ビールの原料栽培 横浜市の岩崎農園という農園で行っているらしい
国産小麦について調べるうちに、国産の原材料を使ったビールが飲みたくなったという経緯あって、色々と調べ続けている。以前紹介した愛媛県産小麦でつくられた梅錦ブロンシュとヴァイツェン、またノースアイランドビールのハルユタカを使ったヴァイツェンなどがそれにあたるが、それぞれ愛媛県に北海道と産地が遠いところのもので、あまり身近には感じられなかった。
折角湘南で小麦栽培の歴史があり、また栽培復興の流れもあるのであるから、湘南産小麦を使った小麦ビールの登場が待たれる!というエントリを書いたこともあったが、まさにそういうモノを作っている現場が、横浜市の瀬谷区にあるということに気付いた。瀬谷区といえば、横浜市内といえども藤沢市の少し上にあたるようなところで(瀬谷区の人には不本意かもしれないが)広義の湘南小麦産地と言っていいだろう。グンと身近な話になってきた。
湘南産大麦・小麦を使ったビール
ビール用の国産麦を栽培しているのは、横浜市瀬谷区の岩崎農園という農園。ビール用の大麦として栽培しているのが、「あまぎ二条大麦」という品種。こちらを使って、横浜市中区のベイブルーイングヨコハマというブルーパブが「岩崎IPA」というビールを醸造し、店内で提供しているようである。過去にはボトル詰めされて限定販売されたこともあったそうな。
そして、今年は同農園産小麦のビールも販売されたらしい。こちらは醸造者が横浜ビールで、そごう横浜店、関東学院大学とのコラボレーション商品、商品名は「Belgian Wheat」となる。3月17日からそごう横浜店で2000本限定販売であったようだが、果たして今から手に入れようとしても間に合うだろうか。
コラボレーションビールとしてでない、レギュラービールに昇格することはないのだろうか。横浜ビールは幻の桃「日月桃」を原材料としたビールも醸造していたはず。今後の動きにちょっと期待しておこう。
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