大磯高来神社の御船祭宵宮 大磯駅前で4町合同の神輿披露をしていた
今年はマツリブネ(船型山車)が出る御船祭!大磯高来神社のお祭りである御船祭が開催中であるけれど、船型山車の曳行がある7月20日(日)の本宮に先駆けて、宵宮で大磯各町の神輿が練り歩いていた。大磯中が神輿で溢れかえっていた模様。
宵宮の神輿の内、北本町・南本町・茶屋町・神明町の4町は、大磯駅前に繰出して一緒に神輿の披露を行っていた。
各町のスタイルの違いが面白い
参加していた4町の神輿はどれも同じクローン神輿ということはなく、サイズもスタイルもそれぞれであった。北本町の神輿は4天棒で、担ぎ手は青い法被を羽織る。北本という文字からデザインした法被のマークが面白い。南本町の神輿は二天棒で、担ぎ手は白丁。動きなど含め、最もどっこい神輿のイメージに近いと感じた。茶屋町の神輿は四天棒。甚句の歌い手は女性ではなかったかと思う。担ぎ手の衣装はバラバラだった。神明町の神輿は二天棒。衣装はバラバラだったけれど、紺の法被と緑の法被が基本的な担ぎ手ではないかと思われる。
衣装がバラバラと書いているけれど、もしかしたら飛び入りの担ぎ手が含まれているのかもしれない。掛け声は「どっこいよいしょ」の他、「そーらきた」など。
とりあえず、4天棒の神輿でもタンスは鳴らすのだと知って勉強になった。でも内側の棒と外側の棒の狭い隙間に体を入れて叩き付けるため、音量は控えめになる。また、2天棒の場合と異なりタンス担当が常に両脇に入るというわけでもなさそうであった。
本宮の浜降祭では、各町の神輿が勢揃いするだろうからさらに期待しておこう。